薬局が生命保険や医療保険が売られる時代に。第一生命が日本調剤と提携。

第一生命保険が調剤薬局2位の日本調剤と業務提携をし、保険商品の販売や開発をすることになりました。

薬局は体調不良で薬を購入するために行くところですから、生命保険会社としては通常の生命保険商品では現症中の人には保険を勧めることを敬遠します。
そういう理由で、今までの感覚としては薬局と生命保険会社は縁が薄いように感じます。

しかし、既往症のある人でも加入できる医療保険が発売されている現在の状況においては、薬局と生命保険会社との提携は面白いと思います。
【既往症のある人でも加入できる保険の例】
糖尿病や合併症の治療費を保障する糖尿病保険とは

日頃生命保険にあまり関心がない人でも、いざ自分の体調に不安を感じたり、家族が病気になったりした際には、入院や手術に対する生命保険が気になることが多いのではないでしょうか。

薬局での調剤する間の待ち時間は意外に長く、その時間の過ごし方は様々です。
雑誌やスマートフォンを手にして時間を潰す人が多いと思います。
そんな時に、生命保険のパンフレットが目に入れば手に取る人もいるのではないでしょうか。

しかも、その場で気になる保険商品の説明を受け、保険契約の申し込みもできるとなれば、利用者にとって便利だと思います。第一生命にとっては大きな販売チャネルになっていくことも考えられます。

また、保険の販売だけではなく、服薬と疾病の改善をめぐる因果関係を膨大なデータから探り、保険商品の開発に繋げていくことができれば、既往症や現症中の人でも加入しやすい生命保険商品の開発ができる可能性も秘めていると思います。
保険に加入したくても健康上の理由で諦めていた人が少しでも救われることを期待します。

異業種間の提携は、今後更に増加していくことが予想されます。
それぞれの専門分野を活かした新たな商品やサービスの開発は、その企業だけではなく私達消費者にとっても良いことだと感じます。
ほぼ横並びに感じる生命保険会社の商品のラインナップやサービスが、今後は会社格差が大きくなってくるかもしれません。
良い商品やサービスを期待し、新しい情報をキャッチできるように私達自身のアンテナの感度を高めていきたいものです。

第一生命、薬局で保険販売 日本調剤と提携

 第一生命保険と調剤薬局2位の日本調剤が保険商品の販売や開発で業務提携する。薬局の店頭で医療保険などを取り扱うほか、服薬と疾病の改善をめぐる因果関係を膨大なデータから探り、保険商品の開発につなげる。金融にIT(情報技術)を結びつけた「フィンテック」で、業態を超えて提携する動きが保険業界でも広がってきた。

 第一生命ホールディングス(HD)傘下のネオファースト生命保険が開発した、生活習慣病が原因で入院した場合に給付金を受け取れる保険や医療保険など6つの商品を薬局で取り扱う。

 例えば禁煙治療を受けるために来店した人にたばこを吸わない人への割引のある保険を勧めたり、既往症を持つ人には引き受け基準を緩めた保険を紹介したりすることを想定。「健康増進への意欲がある人と保険の親和性が高い」(第一生命)ことから薬局での保険販売を決めた。

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