滋賀県、自転車損害賠償保険の義務化をするも、罰則規定なし。

兵庫に続き滋賀県でも、10月1日より「自転車の利用者に自転車損害賠償保険の加入」を義務付ける条例が制定されることとなりました。

健康やエコのためなど、様々な理由で自転車を利用する方が多いですね。しかし、残念ながら、自転車利用者のマナーの悪さや自転車の事故についてよく耳にします。

平成27年6月1日より改正された道路交通法により、自転車の特定の危険行為を繰り返した場合、自転車運転者講習の受講が義務化されました。ただ、この改正により、自転車の危険行為が減ったか疑問です。右側通行や歩道通行など未だによく見かけますし、どのくらいの自転車利用者が、道路交通法の改正を知っているのだろうかと思ってしまいます。

そして、危険行為から引き起こされる自転車事故もニュースになっています。自転車で事故を起こし、相手がケガを負わせたり死亡させてしまった場合、損害賠償を求められます。
自動車の場合は、被害者保護のために自賠責保険の加入が義務化されています。未加入の場合には、罰則規定もあります。

一方、自転車に関しては、現段階では兵庫県で自動車損害賠償保険の加入について、条例で定められているのみです。10月には滋賀県でも制定されますが、特に罰則規定は定めないようです。今後も、都道府県レベルで、条例による加入の義務付けが増えるでしょう。

ただ、自転車の損害賠償保険については、全国的に加入を義務付ける必要があると考えます。被害者保護の観点からも、保険の未加入に対しては罰則規定を設けてもいいと思います。
自転車保険だけではなく、自動車保険や火災保険の特約「個人賠償責任特約」でも自転車事故の賠償に対応できます。こういったことを更に周知徹底し、自転車に乗る人全員が何かしらの賠償責任に対応する保険に加入し、安全に自転車を運転することを望みます。

滋賀県も自転車保険義務化 10月1日から

滋賀県議会は19日の本会議で、自転車の利用者に自転車損害賠償保険の加入を義務づける条例案を可決した。周知期間を経て、10月1日から義務化される。

 同様の条例は、全国で初めて兵庫県で制定されたほか、大阪府でも2月議会で条例案を提出することが決まっている。

 仕事で使う自転車は企業に保険への加入を求める。自転車の販売業者は購入者に保険加入の有無を確認し、未加入の場合は加入を促す。罰則規定は盛り込まない。

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