確定拠出年金に専業主婦も加入できるようになります。

確定拠出年金(DC)の運用管理会社4社を対象に格付投資情報センター(R&I9が集計したところ、2015年度末までの確定拠出年金の利回りが年率換算で1.78%に低下していました。中には、運用元本割れも目立っています。
2014年度は株安や円高の栄光で運用利回りが過去最高だったことを考えると、反落が激しいことがわかります。

確定拠出年金は、企業年金の仕組みの一つですが、近年、導入をする企業も増えています。
企業年金を企業が運用した場合、利回りを確保するのが困難になってきている背景があり、また、企業型の確定拠出年金の場合には、掛金の全額が損金算入され、従業員の給与所得とは見なされないという利点もあります。

運用は従業員個人が担うことになり、あくまでも自己責任で運用指図を行います。
今回は、積極的な運用をした人が相場下落の影響で運用利回りが悪化したと思われます。
意外に運用に消極的でリスクの少ない商品で運用していた人が多いのが現実のようで、そのため利回りがゼロから1%の加入者が全体の4割を占めています。
周りを見ても、特に女性は運用に消極的の人が多いように思います。

また、確定拠出年金には個人型もあり、自営業者や企業年金を実施していない企業の60歳未満の従業員が加入することができます。
今年の5月には確定拠出年金法改正案が衆議院で可決され、専業主婦、公務員等も加入することができるようになります。
個人型の場合、掛金全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象となるため、所得税、住民税が軽減されるメリットがあります。

公的年金だけを頼っての老後生活の設計は、今の時代は困難になっています。
何かしらの自助努力が必要です。
国任せ、会社任せではダメなのです。
企業型の確定拠出年金加入者も、個人的に真剣に考え運用をしていく必要があります。

また、個人型に加入できる人は、将来のためにできる範囲の金額でスタートしてみるのもいいのではないでしょうか。
運用にはリスクも伴いますが、何もしないよりはいいと私自身は思っています。
早くスタートすれば、長期運用、分散投資になるので、長い目でみればリスクを軽減でき、リターンを得ることも可能だと考えます。
株や投資信託をやってみたいと考えていても、二の足を踏んでいる人もいると思います。
直接な投資ではありませんが、確定拠出年金を資産形成の一つの手段と考えてみるのもいいのではないでしょうか。

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